羽衣ジャスミンの花と父の思い出… [その他の植物]
この時期の羽衣ジャスミンをみると、父を思い出す。
ある日、父はジャスミンの花の前で、私に写真を撮ってくれと言った。
満面に笑みを浮かべた父…。
それから、しばらくして父は事故にあって亡くなった。
満開の白いジャスミンをバックにした写真は遺影になり、
今も実家にかけられている…。
父は、あの日の笑顔のまま。
羽衣ジャスミンはそれから20年近くたっても咲いている。
母は花の散り際が悪く、繁りすぎて困るから、
抜きたいと言いつつも抜けないらしい。
羽衣ジャスミンの花が父と私たちをまだ繋いでいてくれるのかな。
今日は父の命日。
bird_birdらしくなく、しんみりな内容で、すみません。